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「岐阜の自然考」をめぐる旅

見て知ることが第一歩。あふれだす身近な自然への愛情を18名の執筆者が語るエッセイ『岐阜の自然考』。その舞台をめぐる旅に出ます。

自然考旅を終えて・まとめと謝辞

このブログ「『岐阜の自然考』をめぐる旅」を開設してちょうど1年が経ちました。12ヶ月を振り返りつつ、取材したけど記事するまでに至らなかった話題を紹介して、旅を締めくくろうかと思います。【1月】第1旅はシモバシラ。数年前初めて見つけたときは何か…

生命はあふれたがる・岐阜大学キャンパス

自然考旅もいよいよ大詰めとなりました。最後にご紹介するのはこちらになります。じゃん。国立大学法人・岐阜大学のキャンパスです。他の回でも何度か登場してますね、あんなことやこんなこと・・・思い出がいっぱいです。今回は岐阜大キャンパスの自然について…

北の国から・オオバン

季節は厳冬の入口ですが、今回の自然考旅の始まりは春の盛り、4月中旬に遡ります。天然アユの遡上を見よう!と足繁く揖斐川に通っていた頃の話。懐かしいなぁ。サツキマス狙いの釣り人に不審に思われつつ双眼鏡で川面を眺めていますと、堰のすぐ上の流れが滞…

アイドルを探せ!・イチョウ

晩秋になると一際鮮やかな黄色が街中でも人目を惹くようになるのがイチョウです。誰でも知っている身近な樹木ですが、自然考によりますと「マツやスギなどの針葉樹と同じ裸子植物」。調べてみたらイチョウはなんと「あの葉っぱ」で「針葉樹」のグループなん…

お店で買えないサカナたち・雑魚料理

食べる外来種シリーズは無事コンプリートしたので在来種にも目を向けてみましょう。アユ(P.149)を記事化するつもりだったのですが、まあみんな食べたことあるだろうし、釣るのは無理でもお金を出せば「天然」モノだって手に入るしね。というわけで今回のテ…

トリツカレ記・タカの渡り

最初に告白しますが今回はヤラれました、どハマリです。完全に取材の域を超えて通うことになりました。そのテーマとはズバリ、「タカの渡り」。舞台は「岐阜市の真ん中に位置する金華山の尾根続き」(自然考より)にある上加納山・通称「水道山」の展望台で…

豊かさを考える・岐阜市北部の里山

「岐阜の自然考」をめくっていて、とても気になるページがありました。岐阜市内のとある場所についての記述なのですが、「そこは岐阜市北部の静かな場所で、水田や果樹園が広がり澄んだ小川が流れて」いて、「氏神様や炭焼き窯」があり、「オオタニシ」が生…

[追記]シモバシラの「花」

花期のシモバシラ、取材してきました。オワコマ、約束は守る女。まずは5月初旬。厳冬期に「氷の花」を咲かせていた、枯死した地上部の根元から、新しい茎が茂り始めました。

[追記]アメリカザリガニの炊き込みご飯

先日外来種シリーズ最終回を終えた後、少し心残りになっていたことがありました。記事中で紹介した奥泉光さんの著書は続編で、正編 『桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活』にもアメリカザリガニを使ったレシピがチラッと登場します。それは『ザリガニの炊…

[追記]養老公園・竹類園

岐阜市の竹林の追記です。自然考にチラッと紹介されている「養老公園の竹類園」に行ってきました。養老の滝に向う遊歩道沿いにあります。

[4コマ]わたしの自然考旅 #01「想定外の効果」

食べておいしい外来種(3)・アメリカザリガニ

おいしい外来種シリーズ最終回です。スクミリンゴガイが入ってなくて本当に本当に良かった。最終回となる今回はこちら、アメリカザリガニです。自然考によりますと「食用ガエル(ウシガエル)の餌として20匹が神奈川県に持ち込まれ、その子孫が全国に広がっ…

ハロー!ワールド・ニホンイシガメ

キャー!こんなところにカメがいるー!!ミュ、ミュータント・ニン・・・・・・ごめんなさいこれフィギュアです。カスミサンショウウオの項でご紹介した岐阜大学の淡水生物園の看板を飾るニホンイシガメ。よくできてますね。

禁鰻の聖地へ・ニホンウナギと土用丑の日

今年もこういう季節がやってきました。2016年は7月30日が土用の丑の日。スーパーやコンビニの店頭の、ウナギの蒲焼きのチラシに目を奪われます。美味しそうですね~。ですが今回のテーマはズバリ「禁鰻」です。禁マン・・・!カタカナで表現するとなにか縁起で…

ヒメボタル舞う・岐阜市の竹林

ヒメボタルってご存じですか。本州・四国・九州・屋久島と広く分布している小型のホタルなんですが、ゲンジやヘイケに比べるとたぶん知名度低いですよね。有名どころでは、名古屋城の外堀に生息してます。えーホタルっていったら清流でしょ~?大都会の名古…

満てよふるさとへ・カスミサンショウウオ

「サンショウウオ」といえば一般的にはオオサンショウウオをイメージする方が多いと思いますけど、日本には、大きくても20cmくらいの小さいサンショウウオ、小型サンショウウオの仲間がなんと28種類もいます。え知ってました?すごいですね、オワコマは数年…

騒がしい花たち・サギのコロニー

水を張った田んぼや河川でよく見られる「シラサギ」。実はシラサギという名の鳥はいない、というのはきっとみなさんご存じかと思います。「一般にシラサギと呼ばれているが、体の大きさからダイサギ、チュウサギ、コサギと区別される」(自然考より)。岐阜…

[追記]食べておいしい外来種<番外編>ウシガエル

先日とある事業の取材で岐阜大学に行ったときのこと。取材も終盤に差し掛かったころ、ヌートリアでお馴染みのクライアント・M先生がどこからともなく風のように現れ、「これあげる」と結構重たい包みをオワコマに。ちょ、先生これなんですか?と聞くオワコマ…

試練を超えて・アユの遡上

この地に来て以来、毎年見に行こう見に行こうと思いながらいままで果たせていなかったものがあります。そう、それは小牧の田縣神社豊年祭・・・ではなく(ないのか)、「アユの遡上」。のっけから飛ばしすぎですかね、読者離れが心配ですね。自然考によると「天…

躍進の果て・タイワンリス

ある日、金華山のふもと(大釜登山道)を散策していると林の中から「ザザッ!」という音が。あタイワンリス。

つながるつながる孤独な群衆・ヒトツバ

金華山の登山道を歩いていると目に付く植物のひとつに「ヒトツバ」があります。わたくし基本的に寒い時期しか登らない(暑いの苦手)ので、落葉の時期、常緑のこのヒトツバの福々しいぽってりした艶やかな緑は際立って目に飛び込んで来ます。葉っぱが1枚、唐…

食べておいしい外来種(2)・ブラックバス

いまや外来魚の代名詞ともいえる「ブラックバス」。食べると意外と美味しいという話、聞いたことある方も多いのでは。デイリーポータルZで活躍中の生物ライター平坂寛さんの著書「外来魚のレシピ」でも、ブラックバスが巻頭を飾ってます。「とりあえず基本」…

食べておいしい外来種(1)・ヌートリア

おととし(2014年)の話。オワコマ家カエル部、冬期に近所の田んぼで「冬眠中のナゴヤダルマガエルを見つけよう会」を催した際、部員見習いの長男(当時小学二年生・いきもの苦手)が「ママー!カバみたいなのがいたー!」と言ったことがありました。オワコ…

里山の記憶・コバノミツバツツジ

春です。新緑の美しい金華山。「自然考」に京都国際会議場の窓から見えるコバノミツバツツジ群落の話があり、検索して見るとおおっ、これはなかなか壮観です。ミツバツツジといえばもちろん金華山でしょう。「自然考旅」とは関係無く、人づてに「見事」と聞…

[追記]ヤドリギ発見!

ヤドリギの項の追記です。読者の方から通報をいただき、先日現場へ行って参りました。場所は、OH,なんということでしょう、岐阜市大洞です。何度も何度も通っているのに気づきませんでした・・・・・・!!かなり高い場所にあります。よく茂ってますね!高すぎて…

[追記]シデコブシ満開

シデコブシの項の追記です。投稿の4日後の3/29(火)、近くを通ったついでに再度寄ってみたときのようす。ご覧下さい、下の方まで満開です!まさに見頃。すごい密度です。一斉に咲いて一斉に散るソメイヨシノと違って、1本の木でも上の方と下の方で開花の…

PとTの間には・金華山の黒色泥岩

みなさん金華山登ったことありますか。わたしが初めて登ったのは3年前で、今でも年数回ペースで登ります。標高329m、健脚の方なら直登30分くらいで登れます。ハイヒールで彼氏さんに連れられて登ってくる女の子、スーツにネクタイのビジネスマン、背負子に赤…

湿地はめぐる、湿地をめぐる・シデコブシ

植物の話が続いていますが、今回は時期的にどうしてもシデコブシです。 「地球上で岐阜県、愛知県、三重県にしか生育しない希少な樹木」(自然考より)、このブログの扉絵にも採用しました。園芸種はよく見かけますが、自生地はまだ見たことがありません。1…

聖夜にわたしを見つけて・ヤドリギとレンジャク

20代の頃から使っている、日本野鳥の会発行の野鳥観察ハンディ図鑑「山野の鳥」。三訂版です。古いですね。歳がバレますね。いい加減、改訂版買わないと。三訂版の表紙を飾っている美しい鳥はヒレンジャクと言います。こんなキレイな鳥が日本で見れるのか~…

迷彩模様の宝探し・カゴノキ

今回のテーマは「カゴノキ」です。植物には疎いもので、カゴノキなんて初めて聞きました。「幹の樹皮がだえん形にはがれ、その跡がまだらの鹿子模様であることから(『自然考』より引用)」鹿子の木=カゴノキ、と呼ばれるようになったそうです。ネットなん…

潜入せよ・鏡岩

今回ご紹介する「鏡岩」。「へーそんなのあるんだ。見たいな」と思ったのがそもそもこの企画の始まりです。というワケで第4回にしていきなりクライマックスを迎えてしまいました。この後どうしましょう。

季語は春だけど・冬のオタマジャクシ

2月初めのある日。凍てつく寒さの中、関市のとある公園の水場をフト覗いて見ると。巨大オタマジャクシが!

壁から浪漫・シカマイア

今回のテーマは「シカマイア」です。シカマイア。聞いたことありますか?「今から2.6億年前の古生代末期のペルム紀という時代に、大洋の真ん中にあったサンゴ礁に生息していた(自然考より引用)」二枚貝だそうです。古生物に疎いわたしは「岐阜の自然考」で…

冬の「花」・シモバシラ

シモバシラってご存じですか?寒い冬の朝、ジャクジャク踏んで壊すと気持ちいいアレ・・・じゃなくて、植物の「シモバシラ」。シソ科の多年草で、地上部は冬には枯れてしまうのですが、根が生きて水を吸い上げ続けるため、気温が氷点下になると立ち枯れた茎から…

はじめに

大好きな水族館アクア・トトぎふはフロアごとにコンセプトがあって、4~3Fは「長良川」。長良川のいきものを上流から河口まで見終わると、階を下って「日本の他の地域と世界の淡水魚」フロアが始まります。ほの暗い下りスロープに足を踏み入れると、こんなナ…